抱っこ紐「ダクーノ」

抱っこ紐の特徴

抱っこ紐は、抱っこの負担を軽くするアイテムです。

複数のメーカーから、たくさんの抱っこ紐が販売されているので、それぞれの特徴を知って自分にピッタリの抱っこ紐を見つけてくださいね。らくーな本舗で購入されたママや前田助産院で購入された多くのママが、「抱っこ紐は、毎日使える実用性がとても大事」と言っています。

「4つも5つも買ったけど、なかなかいい抱っこ紐が見つからない」「何も知らないまま多機能タイプの抱っこ紐を買って失敗した」「最初からもっと調べればよかった」と言う声も良く聞きます。

人によってライフスタイルは違いますよね?ですから、「自分は、どんなタイプの抱っこ紐を選んだらいいの?」と悩まれているママのために抱っこ紐選びのポイントをまとめました。

抱っこ紐の種類と特徴

抱っこ紐には、大きく分けて「多機能タイプ」「前抱き専用タイプ」があります。
それぞれに長所と短所があるのでご紹介します。

多機能タイプ

多機能タイプ

長所

  • 新生児に使えるものがある。
  • サイズ調節が出来るため、パパとママで兼用が出来る。
  • 縦抱きや横抱き、おんぶなど、いろいろなスタイルで使える。
  • 頑丈でホールド感が強い。
  • 大手メーカー製が多く安全基準が高い。

短所

  • 大きくて重いため、持ち運びが不便。
  • バックルなどの留め具がたくさんついている。
  • 形状が複雑で、装着が大変。時間がかかる。
  • 多機能だが実際には1Wayでしか使わない場合も多い。
  • コンパクトタイプと比べて高価。
前抱き専用タイプ

前抱き専用タイプ

長所

  • 小さくて軽いので持ち運びに便利。
  • バックルがないため、洗濯ができる。
  • 装着がカンタンなものが多い。
  • 機能が特化しているため、その機能においてはバツグン。
  • 金具やバックルが無いものは、洗濯出来るので衛生的。
  • 多機能タイプと比べて安価。

短所

  • 新生児には向かないのもが多い。
  • サイズ調節が出来ないのでパパとママでの兼用に向かない。
  • 縦抱きなら縦抱き、横抱きなら横抱き(スリング)、など1通りの使用方法しか出来ない。
  • ホールド感が弱いため、多機能タイプより不安定。
  • 小さなメーカー製が多く、安全基準が心配な商品もある。

memo

多機能タイプと前抱き専用タイプは、どちらが良い・悪いではなく、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
※小さい頃(新生児)は多機能タイプ、首すわり頃からコンパクトタイプを選ぶママも多いですね。
※抱っこ紐「だくーの」は、コンパクトタイプに分類されます

どのような時に使いたいのか?利用シーンによって選びましょう

抱っこ紐選びで一番大切なことは、「どのようなときに使いたいのか?」です。
初めての赤ちゃんのママは、ピンと来ないと思うので、良くある利用シーンと抱っこ紐のオススメタイプをまとめました。

毎日のお買い物や散歩などで使いたい。

前抱き専用タイプ

毎日使う場合、装着が簡単で、軽量の抱っこ紐のほうが便利です。
逆に多機能タイプは1WAYでしか使用しなくなる場合があるようです。

電車を使ってのお出かけに使いたい。

前抱き専用タイプ

混み合う電車に立って乗る場合は、多機能タイプの方が安定しますが、椅子に座れるなら、コンパクトタイプの方がそのまま座ることが出来ます。
路線によって違うため、よく使う路線に合わせて下さいね。

子供の寝かしつけに使いたい。

子供の寝かしつけに使いたい

子供を寝かしつけたりするなら、泣いた赤ちゃんを待たせず装着が出来て、起こさずに降ろせる構造のコンパクトタイプ抱っこ紐がオススメです。

ベビーカーと兼用してお出かけする時に使いたい。

ベビーカーと兼用してお出かけする時に使いたい

赤ちゃんをベビーカーに乗せている時、鞄にしまえることが重要です。

旅行など、荷物を持って出かける時に使いたい。

旅行など、荷物を持って出かける時に使いたい

多機能タイプの抱っこ紐は、ホールド感がしっかりしているため、荷物を持っての外出や長距離移動などに便利です。両手離しで利用しても安全なものも多いです。

memo

2つのタイプの抱っこ紐を購入する場合は問題ないと思いますが、ひとつしか購入しない場合は、一番当てはまる利用シーンに合わせると失敗が少ないと思います。

新生児に使いたいのか?首すわり頃から抱っこ紐を使いたいのか?

新生児から使える抱っこ紐の多くは多機能タイプです。前抱き専用タイプでも新生児から使うことができるものがありますが、抱っこ紐自体が重いというデメリットもあります。

助産師がオススメする方法は、前抱き専用タイプの抱っこ紐を赤ちゃんの首を支えながら使う方法です。

新生児は体重が軽いので、両手を離して出かけたい場合でなければ、コンパクトタイプの抱っこ紐です。

いつ頃まで使いたいのか?

抱っこ紐は、あまり安いものではありません。
「いろいろな使い方ができるように」「長く使えるように」と考えて、単純に多機能タイプを選ぶと失敗することがあります。
前抱き専用タイプの抱っこ紐にも2歳半から3歳くらいまで使えるタイプのものがあります。(※耐荷重量は、メーカーによって様々。)また、多機能タイプの抱っこ紐は、バックル等の調節が大変なため、少し慣れてくると一通りの抱き方しかしなくなるママが多いそうです。(弊社、抱っこ紐のお客様の声より)
いつまで使えるかは、抱っこ紐メーカーに問い合わせてみてください。

股関節脱臼の予防には“抱っこ紐”

赤ちゃんの股関節は、足の付け根の間接が浅いので股関節脱臼をしやすい特徴があります。
多くの抱っこ紐は、赤ちゃんの足をカエル足で抱けるので、股関節脱臼を起こしにくいとされています。
赤ちゃんを抱っこしたときに、おしりが安定して、足が「カエル足」の状態で抱っこできる商品を選んでください。