ら・くーな本舗の育児情報コンテンツ
いきなり結論からですが・・・ら・くーなでは母乳による育児を絶対的におすすめしています。 専門的な解説はちょっと難しい系のサイト様に譲るとして・・・ここでは、栄養学、免疫学などの特別な知識のないお母さんがラクに読めるようにお話してみたいと思います。
前田助産院ら・くーな院長、
前田弘子がお答えします☆
粉ミルクと母乳はどう違うの??
粉ミルクの原料は牛のおっぱいです!
人間の赤ちゃんには人間の母親のおっぱいが最適なのです。
と〜〜ぜん!!の事実ですよね。
ヒトの成長は他の多くの哺乳類と大きく違うことがあるのです。
それはヒトのが「大きな脳」を持ったこともに由来することなのですが、大きな脳を成長進化させるために必要な栄養源は、実は、糖分なのです。
それならお砂糖をたくさんとればいい?! 答えはNO!! 糖分をヒトの成長に適した配分でしかも吸収しやすい状態で取り入れることができる赤ちゃんの食べ物こそが『母乳』なのです。
母乳育児はダイエットになるってホント??
ホントです! その理由も考えてみましょう。
その理由は、ひとことで言ってしまえば・・・母乳は母親の血液からできているから。
つまり、母親の食事が血液の中に混ざって色を変え母乳になるというのが一番わかりやすく簡単な解釈です。
だから、授乳中の女性は食べても食べても太らないのです。
食べたものが母乳になってどんどん出ていってしまう、ということですね。
母乳で赤ちゃんの免疫がつくって聞いたんだけど・・・
母乳(とくに初乳)は母親の獲得した免疫抗体物質でいっぱい!
初乳というのは、一番簡単に言えば、出産後、最初にでる母乳のこと。
母乳の分泌がはじまるまで、乳腺は血液に近い成分で満たされています。
ここには母親がそれまでに獲得した免疫物質がたっぷり溶けていて、生まれたばかりの赤ちゃんに、病気と闘う力を与えるのです。
哺乳類の身体や本能は、実に精巧に、無駄なくできていると感じさせられますね。
母乳育児を成功させる食生活ってなに??
基本は和食!!
これは妊娠中、授乳中、そして、その後もとても大切なこと。
そして、実は、母乳のための食事とは離乳食のための食事でもあります。
そして、この時期に『和食』の良さに気づくということは、将来の家族全員にとっても「日本食」という「一番理想的な食事」を取り戻すチャンスにもなるのです。
アメリカ人で肥満が国中の問題になってきて気づいたのが「日本食の素晴らしさ」であったという話は、本当です。
私たちは、妊娠・出産・育児を通して、伝統的な和食をもっと大切にし、健康に最も優れていると評価されている食文化を持つ国民であることを自覚できるチャンスなのです。
すぐに乳腺がつまってしまうんです。食事には気をつけているつもりなのですが・・・
診察なしではなんともいえませんが、こんな原因がよく見られますよ。
乳首を引っ張りながらおっぱいを飲む癖のある赤ちゃんの場合、お母さんの乳腺がつまってしまうことがよくあります。
そういう赤ちゃんに乳首を引っ張らずに飲ませてあげるためには、お母さんの授乳の体勢が重要になってきます。
つまり、赤ちゃんとおっぱいの距離をベストの位置でずっと保つことが出来ればいいわけですが・・・、腕も疲れるし、赤ちゃんが重くなってくると難しいですよね。
前田助産院では、そういったお母さんに「授乳クッション」をおすすめしています。
おなかに巻きつけるようにして装着し、その上に赤ちゃんを乗せて、腕を添えます。
お母さんも疲れないし、赤ちゃんも楽におっぱいが飲めます。
もちろん乳腺がつまってしまう原因は他にもいろいろと考えられますが、 こうしたケースのように授乳の仕方だけで解決する可能性もあるので、試してみる価値はアリですよね。
実際につまってしまってからでなく、こうした予防法を試してることがおすすめです。
卒乳について教えてください。
前田助産院のおっぱいメニューの卒乳プランを例に紹介しましょう。
1 開始条件:夫などの協力体制が濃厚に得られる時期。
(最低3日間ぐらい) 2 鉄則:決めたら実行する。
泣かれて動揺するのであれば、母側の時期尚早 母の条件 開始の決定動機は、職場への全面復帰、第二子希望、トラブル頻発など人様々 子の条件 ○
二足歩行が可能(独立できている証し?) ○ 離乳食完成(通常おっぱいを必要としていない) ○ 夜間を母以外の人と過ごせる(気を紛らすことができる)
○ 健康(途中で、脱水などの危険が生じたら中止) 3 具体的プラン 卒乳宣言「今日でおしまいだよ。
おっぱいにありがとうしようね。
」 母子共に再認識後、充分哺乳させる。
(子どもなりにわかるので不思議です。
) 卒乳開始 12〜24時間で最高に張ってくる。
ただし、個人差がすごい。
たった6時間でバキバキに張ってしまう人も・・・ 初日:12〜24時間で、ぎりぎりをキープしたまま、圧抜き 2日目:減圧 3日目:減圧確認、搾乳(一回目)・・・ここで、これまで以上の張りを経験することはまずなくなる
8日目:搾乳(二回目)・・・まだまだ射乳が見られる。
こんなに出ていたのかと今さらながら驚き。
15日目:搾乳(三回目)・・・中には乳腺がほとんど触れなくなる人もいる。
逆にまだ射乳のあるひともいる。
35日目:搾乳(4回目:完了)・・・濃縮された母乳がでいているうちは、もう一度確認を要する場合もあります。
この間、子どもの健康状態が急変したら、いつでもおっぱいは復活可能! ここが自然の卒乳のすごいところです!
いろいろためしてがんばったんですが、どうしても母乳がうまく出ないんです・・・
授乳時間分を余分に抱っこしてあげてください。
大丈夫です。
母乳を必要とする時期は8〜12ヶ月。
人間の場合、二本足で立って歩けるようになった時点で、おっぱい・ミルクから離脱できます。
要するに、おっぱいやミルクなどの液体栄養に頼らなくも、食べ物を自分で摂取することが可能になります。
ヒトの人生は一年二年ではありません、長い人生の中でほんのひと時、液体栄養のおっぱい・ミルクに頼るだけです。
もし、おっぱいが出なければ、赤ちゃんがどうかなってしまうということのないことは既に証明済みです。
どうぞ、悲壮感に悩まされすぎないでください。
あなたが、ミルクを液体栄養としてあげる場合、おっぱいと違って安心・安定感=授乳というのは哺乳瓶では味わえないので、授乳時間以外に抱っこをしてあげればよいのです。